KCNA: Kubernetes and Cloud Native Associate from The Linux Foundation 受験体験

KCNA: Kubernetes and Cloud Native Associate from The Linux Foundation 受験体験

試験を受けるまでが大変でした。

KCNAの試験を受けるまでの準備とその過程は、非常に骨の折れるものです。この点については、YutoSekineさん も同様の記事を書かれていて参考になります。

私自身のレベルとしては、仕事ではk8sを使用していないものの、家でmicrok8sを入れて遊ぶ程度のものです。試験対策としては、LFS250-JPと試験をセットで購入し、これを2周ほど勉強しました。しかし、実際の試験問題はあまり関連性がないものが多かった印象です。まあ、受かったから良かったですが、Udemyの模擬試験をやっとく方が確実だったなあと試験を受けながら思いました。

試験は何もない部屋で受ける必要がありました。そのため、自宅では受験が困難で、祝日に会社の会議室を使うことにしました。試験は30分前から開始できるため、早めに準備することができます。試験開始前には、部屋の様子をぐるぐると確認させられるため、ノートパソコンに外付けのwebカメラを使用することをお勧めです。私はノートパソコンにweb cameraがなかったため、たまたま外付けのカメラを持っており、それが役立ちました。

受験の際には、英語名が記載されたPhotoID(日本人的にはパスポート)が必要となります。受験日を決める段階でパスポートの撮影が求められるため、事前に準備しておくことが必要です。

試験ではヘッドセットやイヤホンの使用は禁止されており、受験前には両耳を見せるように指示されました。また、時計も使用禁止であり、時計がないか肘まで服をめくってチェックさせられました。さらに、机の下、壁、天井、床、パソコンの下など、すべての場所をチェックされました。当然のことながら、スマートフォンも使用禁止です。

試験管とのやり取りはチャットベースで行われ、英語で非常に多くのメッセージが飛び交いました。これらのメッセージはコピペで入力されているような感じでした。ある程度の語学力がないときついです。

試験中には口を開けていると怒られたり、手を口に当てていると注意されることもありました。

試験の結果は82%で合格でした。試験が終わると、試験官はすぐにいなくなりました。