Larkbox XでUbuntuとWindowsのデュアルブート

Larkbox XでUbuntuとWindowsのデュアルブート
Larkbox X

楽天で手に入れたCHUWI Larkbox Xは、Windows 11 Homeがプリインストールされていました。これを、おうちサーバーに変身させるべく、Ubuntuとのデュアルブートを実現することに決めました。しかし、これはなかなかの苦戦となりました。

やったこと

手始めに、BIOS設定でSecure Bootを無効にしました。Larkbox Xは初期状態からSecure Bootが無効になっていました。その後、Ubuntu 22.04をインストールしようとしたところ、Windows Boot Managerが見つからないというエラーが発生しました。試しにUbuntu 23.10に切り替えても同様の問題が発生し、結局Ubuntu Budgie 23.10に変更することで問題が解決しました。

Ubuntu Budgie 23.10をインストールした後も、新たな障害が現れました。grubが表示されず、起動時にデュアルブートの選択ができませんでした。ここでBIOS設定に注目し、UEFI Hard Disk Drive BBS Prioritiesを選び、Boot OptionのオーダーをWindows Boot ManagerからUbuntuに変更することで、grubの表示が正常になりました。

UEFI Hard Disk Drive BBS Prioritiesを選ぶ
Boot OptionのオーダーをWindows Boot ManagerからUbuntuに変更する。

まだできていないこと

完璧な状態ではありません。Larkbox Xの無線接続に関して、Intel AX201を使用しても接続できないという問題が残っています。2画面にもできていません。この課題については、Intelの最新のドライバーやフォーラムのサポートを活用して解決を模索しています。